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*CFD

キーワードのタイプ:ステップ

このプロシージャは3次元の数値流体力学計算(CFD)を行なうために使用されます。

オプションパラメーターには STEADY STATE、TIME RESET、TOTAL TIME AT START、COMPRESSIBLE の4つがあります。

パラメーター STEADY STATE は定常状態だけを計算することを意味します。このパラメーターがない場合には計算は時間依存していると見なされ、非定常解析が行なわれます。

初期の時間インクリメントと時間ステップ間隔は機械的時間インクリメントと機械的時間ステップに変換されます。各機械的時間インクリメントでは、複数の CFD 時間インクリメントからなる CFD 計算が構成されます。従って初期 CFD 時間インクリメントは初期の機械的時間インクリメントを超えることはできません。CFD 時間インクリメントは通常は機械的時間インクリメントよりもずっと小さいものになります。CFD 計算は機械的時間インクリメントが終わる(非定常計算の場合)か、定常状態条件が満たされる(定常計算の場合)まで行なわれます 。

パラメーター TIME RESET は現在のステップ終了時の総時間が、前のステップ終了時の総時間と一致するように指定するのに使用します。前のステップがない場合は目標総時間はゼロになります。このパラメーターが指定されていない場合には現在のステップ終了時の総時間は、前のステップ終了時の総時間に現在のステップでの時間間隔を足したものになります(*COUPLED TEMPERATURE-DISPLACEMENT キーワードの下の2番目のパラメーター)。つまり前のステップ終了時の時刻が10で、現在の時間間隔が1の場合には現在のステップ終了時の総時間は11になります。TIME RESET パラメーターが使用されている場合には現在のステップ開始時の総時間は9になり、現在のステップ終了時に10になります。非定常な温度-変位計算と連成計算を行なう際に、まず定常的な熱伝達ステップで定常状態に達するまで計算し、その後でその状態を初期条件に非定常な温度-変位の連成解析を始める場合などにこの機能は便利です。定常ステップ(計算の最初のステップ)で TIME RESET パラメーターをしよすれば続く非定常ステップの開始時に総時間をゼロにすることができるのです。

パラメーター TOTAL TIME AT START を使うとステップ開始時の総時間に特定の値を設定できます。

パラメーター COMPRESSIBLE で流体を圧縮性に指定することができます。デフォルトは非圧縮性です。


1行目:

例: couette1

*CFD
.1,1.,,,0.01

上記では CFD ステップを定義しています。2行目は初期時間インクリメントが0.1、総ステップ時間が1、CFD時間インクリメントが0.01であることを意味しています。


サンプルファイル: thermomech


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guido dhondt 2016-03-08