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非互換性モードの8節点ブリック要素(C3D8I)

非互換性モードの8節点ブリック要素はC3D8要素の改善版です。 特にせん断ロッキングが取り除かれ、体積ロッキングが大幅に低減されています。 これは標準形状関数をいわゆるバブル関数で補完しているためです。バブル関数とは全ての節点でゼロで節点間では非ゼロの値を持ちます。 CalculiXでは[72]で詳述されているものが実装されています。 線形要素の曲げが起きる問題では全てC3D8I要素を使用すべきです。 ただしC3D8I要素の品質はC3D8要素よりずっとましとは言え、通常、最も良い結果が得られるのは2次要素(C3D20とC3D20R)を使用した場合です。 C3D8I要素は*DYNAMICを使用した計算では使用できないことに注意してください(C3D8I要素の追加3自由度は質量に関連付けられていません。従って単一の質量行列になります)。



guido dhondt 2016-03-08