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変数とその意味のリスト

表 24:CalculiX の変数
変数 意味
入力デッキでの順番の整理
ifreeinp フィールド inp での次の空白行
ipoinp(1,i) 基本キー i と対応する入力デッキの行ブロック情報を保持したフィールド inp の1列目のインデックス。基本キー i とは入力ファイルの内容の順番を表すキーです(基本キーのリストがファイル keystart.f にあります)。
ipoinp(2,i) 基本キー i と対応する入力デッキの行ブロック情報を保持したフィールド inp の最終列のインデックス。
inp 入力デッキで同一基本キーに割り当てられている連続する行ブロックと対応するフィールド inp の列 i(例 inp(1..3,i))。inp(1,i) が入力デッキの1行目、inp(2,i) が最後の行、inp(3,i) が同一基本キーと対応する inp の次の列になります。他に存在しない場合は値0となります。
材料記述
nmat 材料数
matname(i) 材料 i の名前
nelcon(1,i) 材料 i の(超)弾性定数の数(非線形弾性定数の場合は負値)
nelcon(2,i) 材料 i の弾性定数に対する温度データ点数
elcon(0,j,i) 材料 i の(超)弾性温度点 j での温度
elcon(k,j,i) 材料 i の弾性温度点 j での(超)弾性定数 k
nrhcon(i) 材料 i の密度に対する温度のデータ点数
rhcon(0,j,i) 材料 i の密度温度点 j での温度
rhcon(1,j,i) 材料 i の密度温度点 j での密度
nshcon(i) 材料 i の比熱に対する温度のデータ点数
shcon(0,j,i) 材料 i の温度点 j での温度
shcon(1,j,i) 材料 i の温度点 j での定圧比熱
shcon(2,j,i) 材料 i の温度点 j での動粘性係数
shcon(3,1,i) 材料 i の比気体定数
nalcon(1,i) 材料 i の膨張定数の数
nalcon(2,i) 材料 i の膨張係数に対する温度データ点の数
alcon(0,j,i) 材料 i の膨張温度点 j での温度
alcon(k,j,i) 材料 i の膨張温度点 j での膨張係数
ncocon(1,i) 材料 i の伝導定数の数
ncocon(2,i) 材料 i の伝導係数に対する温度データ点の数
cocon(0,j,i) 材料 i の伝導温度点 j での温度
cocon(k,j,i) 材料 i の伝導温度点 j での伝導係数 k
orname(i) 方向 i の名前
orab(1..6,i) 新しい方向を定義する点 a、点 b の座標
norien 方向の数
等方的な硬化
nplicon(0,i) 材料 i の等方的な硬化曲線に対する温度データ点数
nplicon(j,i) 材料 i の温度 j における応力-塑性ひずみデータ点の数
plicon(0,j,i) 材料 i の温度データ点 j
plicon(2*k-1,j,i) 材料 i の温度データ点 j での応力-塑性ひずみデータ点 k に対応する応力
plicon(2*k-1,j,i) ばねの場合: 材料 i の温度データ点 j での力-変位データ点 k に対応する力
plicon(2*k-1,j,i) ペナルティー接触の場合: 材料 i の温度データ点 j での圧力-距離重複度データ点 k に対応する圧力
plicon(2*k,j,i) 材料 i の温度データ点 j での圧力-塑性ひずみデータ点 k に対応する塑性ひずみ
ばねの場合: 材料 i の温度データ点 j での力-変位データ点 k に対応する変位
ペナルティー接触の場合: 材料 i の温度データ点 j での圧力-距離重複度データ点 k に対応する距離重複度
移動硬化
nplkcon(0,i) 材料 i の移動硬化曲線に対する温度データ点数
nplkcon(j,i) 材料 i の温度 j における応力-塑性ひずみデータ点の数
plkcon(0,j,i) 材料 i の温度データ点 j
plkcon(2*k-1,j,i) 材料 i の温度データ点 j での応力-塑性ひずみデータ点 k に対応する応力
ペナルティー接触の場合: 材料 i の温度データ点 j での伝導率-圧力データ点 k に対応する伝導率
plkcon(2*k,j,i) 材料 i の温度データ点 j での圧力-塑性ひずみデータ点 k に対応する塑性ひずみ
材料 i の温度データ点 j での伝導率-圧力ひずみデータ点 k に対応する圧力
kode=-1 Arrudy-Boyce
-2 Mooney-Rivlin
-3 Neo-Hooke
-4 Ogden (N=1)
-5 Ogden (N=2)
-6 Ogden (N=3)
-7 Polynomial (N=1)
-8 Polynomial (N=2)
-9 Polynomial (N=3)
-10 Reduced Polynomial (N=1)
-11 Reduced Polynomial (N=2)
-12 Reduced Polynomial (N=3)
-13 ファン・デル・ワールス(未実装)
-14 Yeoh
-15 Hyperfoam (N=1)
-16 Hyperfoam (N=2)
-17 Hyperfoam (N=3)
-50 変形塑性
-51 増分塑性(粘性無し)
-52 粘塑性
< -100 キーワード *USER MATERIAL によるユーザー定義定数 -kode-100 を持つユーザー材料ルーチン
プロシージャの記述
iperturb(1) = 0 : 線形
= 1 :(PERTURBATION選択時の)静的ステップに続く周波数計算での2次理論
≥ 2 : ニュートン・ラフソン反復プロシージャが有効
= 3 : 非線形材料(線形または非線形の幾何形状かつ/または移動)
iperturb(2) 0 : 線形幾何形状(NLGEOM 非選択)
1 : 非線形幾何形状(NLGEOM 選択)
nmethod 1 : 静解析(線形または非線形)
2 : 周波数(線形)
3 : 座屈(線形)
4 : 動解析(線形または非線形)
5 : 定常状態動解析
6 : コリオリ周波数計算
7 : フラッター周波数計算
8 : 静磁気
9 : 動磁気(誘導加温)
10 : 電磁固有値問題
11 : スーパー要素作成
12 : 感度解析
irstrt 0: 再開計算なし
-1: RESTART,READ; RESTART,WRITE 無効
n > 0: RESTART,WRITE カードでの周波数計算; RESTART, READ が有効な可能性あり
幾何形状の記述
nk 最大の節点番号
co(i,j) 節点 j の座標 i
inotr(1,j) 節点 j で適用可能な変換番号
inotr(2,j) MPCと対応する変換が適用される節点 j での SPC。inotr(2,j) にはMPCの非同次部用に生成される新しい節点の数が入ります。
トポロジーの記述
ne 最大の要素番号
mi(1) 要素あたりの積分点の最大数(全要素内での最大値)
mi(2) (0:mi(2))...などのフィールドでの節点あたりの最大自由度(全節点内での最大値)
0の場合: 温度自由度のみ
3の場合: 温度+変位
4の場合: 温度+変位/速度+圧力
kon(i) 要素の接続リストが順に格納されたフィールド
1次元要素、2次元要素(非コンポジット)ではまず3次元拡張が保存され、続いて元の1次元要素、2次元要素のトポロジーが保存されます。シェル・コンポジットの場合は各層の拡張後のトポロジーが続いて保存されます。
要素 i に対して
ipkon(i) (要素 i の要素接続リストにおける最初の節点の kon 内での位置)-1
lakon(i) 要素ラベル
C3D4: 1次4面体要素(3次元流体では F3D4)
C3D6: 1次ウェッジ要素(3次元流体では F3D6)
C3D6 E: 拡張された平面ひずみ3節点要素 = CPE3
C3D6 S: 拡張された平面応力3節点要素 = CPS3
C3D6 A: 拡張された軸対称3節点要素 = CAX3
C3D6 L: 拡張された3節点シェル要素 = S3
C3D8: 1次6面体要素(3次元流体では F3D8)
C3D8I: 非互換モードの1次6面体要素
C3D8I E: 拡張された平面ひずみ4節点要素 = CPE4
C3D8I S: 拡張された平面応力4節点要素 = CPS4
C3D8I A: 拡張された軸対称4節点要素 = CAX4
C3D8I L: 拡張された4節点シェル要素 = S4
C3D8I B: 拡張された2節点ビーム要素 = B31
C3D8R: 低減積分つきの1次6面体要素
C3D8R E: 低減積分つきの拡張された平面ひずみ4節点要素 = CPE4R
C3D8R S: 低減積分つきの拡張された平面応力4節点要素 = CPS4R
C3D8R A: 低減積分つきの拡張された軸対称4節点要素 = CAX4R
C3D8R L: 低減積分つきの拡張された4節点シェル要素 = S4R
C3D8R B: 低減積分つきの拡張された2節点ビーム要素 = B31R
C3D10: 2次4面体要素
C3D15: 2次ウェッジ要素
C3D15 E: 拡張された平面ひずみ6節点要素 = CPE6
C3D15 S: 拡張された平面応力6節点要素 = CPS6
C3D15 A: 拡張された軸対称6節点要素 = CAX6
C3D15 L: 拡張された6節点シェル要素 = S6
C3D20: 2次6面体要素
C3D20 E: 拡張された平面ひずみ8節点要素 = CPE8
C3D20 S: 拡張された平面応力8節点要素 = CPS8
C3D20 A: 拡張された軸対称8節点要素 = CAX8
C3D20 L: 拡張された8節点シェル要素 = S8
C3D20 B: 拡張された3節点ビーム要素 = B32
C3D20R: 低減積分付きの2次6面体要素
C3D20RE: 低減積分付きの拡張された平面ひずみ8節点要素 = CPE8R
C3D20RS: 低減積分付きの拡張された平面応力8節点要素 = CPS8R
C3D20RA: 低減積分付きの拡張された軸対称8節点要素 = CAX8R
C3D20RL: 低減積分付きの拡張された8節点シェル要素 = S8R
C3D20RLC: 低減積分付きの拡張されたコンポジット8節点シェル要素 = S8R
C3D20RB: 低減積分付きの拡張された3節点ビーム要素 = B32R
GAPUNI: 2節点ギャップ要素
ESPRNGA1 : 2節点ばね要素
EDSHPTA1 : 2節点ダッシュポット要素
ESPRNGC3 : 4節点接触ばね要素
ESPRNGC4 : 5節点接触ばね要素
ESPRNGC6 : 7節点接触ばね要素
ESPRNGC8 : 9節点接触ばね要素
ESPRNGC9 : 10節点接触ばね要素
ESPRNGF3 : 4節点移流ばね要素
ESPRNGF4 : 5節点移流ばね要素
ESPRNGF6 : 7節点移流ばね要素
ESPRNGF8 : 9節点移流ばね要素
ネットワーク要素(D-タイプ)
DATR : 絶対から相対へ
DCARBS : カーボン・シール
DCARBSGE : カーボン・シール GE(プロプライエタリ)
DCHAR : 特性
DGAPFA : Fanno 断熱の気体管
DGAPFAA : Fanno 断熱の Albers 気体管(プロプライエタリ)
DGAPFAF : Fanno 断熱の Friedel 気体管(プロプライエタリ)
DGAPFI : Fanno 等温の気体管
DGAPFIA : Fanno 等温の Albers 気体管(プロプライエタリ)
DGAPFIF : Fanno 等温の Friedel 気体管(プロプライエタリ)
DGAPIA : 断熱の気体管
DGAPIAA : 断熱の Albers 気体管(プロプライエタリ)
DGAPIAF : 断熱の Friedel 気体管(プロプライエタリ)
DGAPII : 等温の気体管
DGAPIIA : 等温の Albers 気体管(プロプライエタリ)
DGAPIIF : 等温の Friedel 気体管(プロプライエタリ)
DLABD : ダミーラビリンス(プロプライエタリ)
DLABFSN : 柔軟な単段ラビリンス
DLABFSP : 柔軟な段付きラビリンス
DLABFSR : 柔軟な直線ラビリンス
DLABSN : 単段ラビリンス
DLABSP : 段付きラビリンス
DLABSR : 直線ラビリンス
DLDOP : オイル・ポンプ(プロプライエタリ)
DLICH : 直線流路
DLICHCO : 縮小流路
DLICHDO : 不連続な開口流路
DLICHDR : ドロップ流路
DLICHDS : 不連続な傾斜流路
DLICHEL : 拡大流路
DLICHRE : タンク流路
DLICHSG : 水門流路
DLICHSO : 水門開口流路
DLICHST : ステップ流路
DLICHWE : 堰頂流路
DLICHWO : 堰傾斜流路
DLIPIBE :(液体)パイプ、曲がり
DLIPIBR :(液体)パイプ、分岐(まだ利用できません)
DLIPICO :(液体)パイプ、縮小部
DLIPIDI :(液体)パイプ、ダイヤフラム
DLIPIEL :(液体)パイプ、拡大部
DLIPIEN :(液体)パイプ、流入口
DLIPIGV :(液体)パイプ、仕切弁
DLIPIMA :(液体)パイプ、マニング
DLIPIMAF :(液体)パイプ、柔軟なマニング
DLIPIWC :(液体)パイプ、ホワイト-コールブルック
DLIPIWCF :(液体)パイプ、柔軟なホワイト-コールブルック
DLIPU : 液体ポンプ
DLPBEIDC :(液体)リストリクター、曲がり流路 Idelchik 円形断面
DLPBEIDR :(液体)リストリクター、曲がり流路 Idelchik 長方形断面
DLPBEMA :(液体)リストリクター自体(プロプライエタリ)
DLPBEMI :(液体)リストリクター、曲がり流路 Miller
DLPBRJG : 枝分かれ、合流 GE
DLPBRJI1 : 枝分かれ、合流 Idelchik1
DLPBRJI2 : 枝分かれ、合流 Idelchik2
DLPBRSG : 枝分かれ、分岐 GE
DLPBRSI1 : 枝分かれ、分岐 Idelchik1
DLPBRSI2 : 枝分かれ、分岐 Idelchik2
DLPC1 :(液体)オリフィス Cd=1
DLPCO :(液体)リストリクター、縮小流路
DLPEL :(液体)リストリクター、拡大流路
DLPEN :(液体)リストリクター、流入口
DLPEX :(液体)リストリクター、流出口
DLPLOID :(液体)リストリクター、ロングオリフィス Idelchik
DLPLOLI :(液体)リストリクター、ロングオリフィス Lichtarowicz
DLPUS :(液体)リストリクター、ユーザー
DLPVF :(液体)自由渦
DLPVS :(液体)強制渦
DLPWAOR :(液体)リストリクター、ウォール・オリフィス
DMRGF : 遠心 Möhring
DMRGP : 求心 Möhring
DORBG : オリフィス Bragg(プロプライエタリ)
DORBT : ブリード・タッピング
DORC1 : オリフィス Cd=1
DORMA : プロプライエタリなオリフィス、回転補正 Albers(プロプライエタリ)
DORMM : McGreehan・Schotsch のオリフィス、回転補正 McGreehan・Schotsch
DORPA : Parker・Kercher のオリフィス、回転補正 Albers(プロプライエタリ)
DORPM : Parker・Kercher のオリフィス、回転補正 McGreehan・Schotsch
DORPN : 予旋回ノズル
DREBEIDC : リストリクター、曲がり流路 Idelchik 円形断面
DREBEIDR : リストリクター、曲がり流路 Idelchik 長方形断面
DREBEMA : リストリクター自体(プロプライエタリ)
DREBEMI : リストリクター、曲がり流路 Miller
DREBRJG : 枝分かれ、合流 GE
DREBRJI1 : 枝分かれ、合流 Idelchik1
DREBRJI2 : 枝分かれ、合流 Idelchik2
DREBRSG : 枝分かれ、分岐 GE
DREBRSI1 : 枝分かれ、分岐 Idelchik1
DREBRSI2 : 枝分かれ、分岐 Idelchik2
DRECO : リストリクター、縮小流路
DREEL : リストリクター、拡大流路
DREEN : リストリクター、流入口
DREEX : リストリクター、流出口
DRELOID : リストリクター、ロングオリフィス Idelchik
DRELOLI : リストリクター、ロングオリフィス Lichtarowicz
DREUS : リストリクター、ユーザー
DREWAOR : リストリクター、ウォール・オリフィス
DRIMS : リム・シール(プロプライエタリ)
DRTA : 相対から絶対へ
DSPUMP : 廃油ポンプ(プロプライエタリ)
DVOFO : 強制渦
DVOFR : 自由渦
ielorien(j,i) 層 j の方向番号
ielmat(j,i) 層 j の材料番号
ielprop(i) プロパティー番号(気体ネットワーク用)
セットとサーフェス
nset セット数(表面を含む)
ialset(i) セットまたは表面のメンバー:以下のいずれかです。
- 節点セットまたは節点表面の節点
- 要素セットの要素
- 要素面表面のための、「10*(要素番号)+面番号」からなる番号
ialset(i)=-1 の場合には ialset(i-2) から ialset(i-1) の間の全ての節点、または要素(セットの種類に応じて変わります)もセットのメンバーです。
セット i に対して
set(i) セットの名前。ユーザー定義の名前です。
+ N(節点セットの場合)
+ E(要素セットの場合)
+ S(節点表面の場合)
+ T(要素面表面の場合)
istartset(i) セットの最初のメンバーを保持している ialset へのポインター
iendset(i) セットの最後のメンバーを保持している ialset へのポインター
拘束
ntie 連結拘束の数
連結拘束 i に対して
tieset(1,i) 連結拘束の名前
(名前を持たない)接触拘束の場合、任意の調整用の節点セット名が保存され、末尾に C が追加されます。
多段階拘束の場合、末尾に M が追加されます。
接触連結の場合、末尾に T が追加されます。
(名前を持たない)サブモデルの場合、仮想名 SUBMODELi が使用されます。ここで i は3桁の続き番号であり、また末尾に S が追加されます。
tieset(2,i) 従属表面名 + S
tieset(3,i) 独立表面名
+ S(節点表面の場合)
+ T(要素面表面の場合)
tietol(1,i) 連結のトレランス。周期対称性の連携で使用されます。
接触ペアでの特別な意味:
> 0 大すべり
< 0 小すべり
|tietol| ≥ 2 の場合、調整値 = |tietol|-2
tietol(2,i) 接触ペアの場合のみ。(材料として扱われる)関連する相互作用定義の数
tietol(3,i) 接触ペアの場合のみ。*CLEARANCE カードでのクリアランス定義
接触
ncont 全ての独立表面での3角形分割における3角形の総数
ncone 接触の定式化におけるスレーブ節点の総数
3角形 i に対して
koncont(1..3,i) 3角形に属する節点
koncont(4,i) 3角形の属する要素面: 10*(要素番号) + 面番号
cg(1..3,i) 重心のグローバル座標
straight(1..4,i) 3角形に垂直で(koncont の1つ目と2つ目の節点を通る)その1つ目の辺を含む平面の方程式の係数
straight(5..8,i) 2つ目の辺についての上記と同じもの
straight(9..12,i) 3つ目の辺についての上記と同じもの
straight(13..16,i) 3角形を含む平面の方程式の係数
接触連結拘束 i に対して
itietri(1,i) 接触連結拘束 i と対応するマスター表面のフィールド koncont 内にある最初の3角形
itietri(2,i) 接触連結拘束 i と対応するマスター表面のフィールド koncont 内にある最後の3角形
シェル(2次元)とビーム(1次元)変数(平面ひずみ要素、平面応力要素、軸対称要素を含む)
iponor(2,i) kon のエントリー i 用の2つのポインター。1つ目のポインターはエントリー i の法線の直前の xnor での位置を指し、2つ目のポインターはエントリー i の新しく生成された従属節点の knor での位置を指します。
xnor(i) 属する要素での節点の法線を保持したフィールド
knor(i) シェル要素・ビーム要素を体積要素へ拡張する際に必要となる追加節点を保持したフィールド
thickn(2,i) 節点 i での厚み(1つ目はシェル用、2つ目はビーム用)
thicke(j,i) 要素節点での厚み(1(j=1)は非コンポジット・シェル用、2(j=1,2)はビーム用、n(j=1..n)は n 層からなるコンポジット・シェル用)。エントリーはフィールド kon の節点エントリーと対応しています。
offset(2,i) 要素 i でのオフセット(1はシェル用、2はビーム用)
iponoel(i) 節点 i に対するフィールド inoel へのポインター。このフィールドはその節点に属する 1D 要素、2D 要素を保存しています。
inoel(3,i) 要素番号、要素内でのローカル節点番号、別のエントリーへのポインター(他のエントリーが無い場合はゼロ)を保持したフィールド。
inoelfree inoel での次のフリー・フィールド
rig(i) 節点 i が剛節点(非ゼロ値)かそうでないか(ゼロ値)を表す整数フィールド。剛節点やノットでは平面応力要素、平面ひずみ要素、軸対称要素の中間面上にあるものを除けば全ての拡張節点が剛体 MPC に接続しています。節点 i が剛節点の場合 rig(i) はノットの回転節点の数になります。節点が軸対称要素、平面応力要素、平面ひずみ要素のいずれかだけに属する場合、ノットに連結される回転節点は存在せず、rig(i)=-1 となります。
振幅
nam 振幅定義の数
amta(1,j) (時間、振幅)ペア j の時間
amta(2,j) (時間、振幅)ペア j の振幅
namtot (時間、振幅)ペアの総数
振幅 i に対して
amname(i) 振幅の名前
namta(1,i) フィールド amta での最初の(時間、振幅)ペアの位置
namta(2,i) フィールド amta での最後の(時間、振幅)ペアの位置
namta(3,i) 絶対値での振幅の参照値。abs(namta(3,i))=i の場合は自身を参照します。abs(namta(3,i))=j の場合、振幅 i は振幅 j を遅延させたもので、その値は amta(1,namta(1,i)) に保存されます。後者の場合には amta(2,namta(1,i)) は無意味です。namta(3,i) > 0 の場合、振幅 i に対する amta の時間はステップ時間で、それ以外の場合は総時間です。
変換
ntrans 変換定義の数
trab(1..6,i) 変換を定義する2点の座標
trab(7,i) =-1(円筒系変換)
=1(直交系変換)
単点拘束
nboun SPCの数
SPC i に対して
nodeboun(i) SPC 節点
ndirboun(i) SPC 方向
typeboun(i) SPC タイプ(SPCには MPC の非同次部を入れることができます)
B=事前に記述された境界条件
M=中央平面
P=平面MPC
R=剛体
S=直線MPC
U=ユーザーMPC
L=サブモデル
xboun(i) ステップ終了時の拘束の大きさ
xbounold(i) ステップ開始時の拘束の大きさ
xbounact(i) 現在のインクリメント終了時の拘束の大きさ
xbounini(i) 現在のインクリメント開始時の拘束の大きさ
iamboun(i) 振幅番号
サブモデルの場合はステップ番号が挿入されます。
ikboun(i) SPC と対応する自由度の順序付き配列(自由度=8*(nodeboun(i)-1)+ndirboun(i))
ilboun(i) ikboun(i) での元の SPC 番号
多点拘束
j=ipompc(i) MPC i の nodempc と coefmpc での開始位置
nodempc(1,j) MPC i の1つ目の項の節点
nodempc(2,j) MPC i の1つ目の項の方向
k=nodempc(3,j) MPC i のフィールド nodempc での次のエントリー(ゼロの場合は MPC にはもう項が無いことを表します)
coefmpc(j) MPC i に属する1つ目の係数
nodempc(1,k) MPC i の2つ目の項の節点
nodempc(2,k) MPC i の2つ目の項の方向
coefmpc(k) MPC i の2つ目の係数
ikmpc (i) MPC と対応する自由度の順序付き配列(自由度=8*(nodempc(1,ipompc(i))-1)+nodempc(2,ipompc(i))
ilmpc (i) ikmpc(i) での元の MPC 番号
icascade 0 : 最後のイテレーション以後 MPC は変わっていません。
1 : 最後のイテレーション以後 MPC が変わっています。cascade.c での依存性チェックが必要です。
2 : 少なくとも1つの非線形 MPC が、線形 MPC または別の非線形 MPC と共通の自由度を持っています。各イテレーションでの依存性チェックが必要です。
点荷重
nforc 点荷重の数
点荷重 i に対して
nodeforc(1,i) 力が適用される節点
nodeforc(2,i) 力が実数の場合にはセクター番号、虚数の場合にはセクター番号+セクター数(周期対称性のあるモード動解析、定常状態動解析の場合のみ)。
ndirforc(i) 力の方向
xforc(i) ステップ終了時の力の大きさ
xforcold(i) ステップ開始時の力の大きさ
xforcact(i) 実際の大きさ
iamforc(i) 周波数の番号
ikforc(i) 点荷重と対応する自由度の順序付き配列(自由度=8*(nodeboun(i)-1)+ndirboun(i))
ilforc(i) ikforc(i) での元の SPC 番号
面分布荷重
nload 面分布荷重の数
分布荷重 i に対して
nelemload(1,i) 分布荷重が適用される要素
nelemload(2,i) 環境温度では節点(熱伝達解析の場合のみ)。荷重が実数の場合にはセクター番号、虚数の場合にはセクター番号+セクター数(周期対称性のあるモード動解析、定常状態動解析の場合のみ)。
sideload(i) 荷重ラベル。荷重が適用される要素のサイドを表します。
xload(1,i) ステップ終了時の荷重の大きさ。熱伝達解析の場合には対流(*FILM)または輻射係数(*RADIATE)
xload(2,i) 環境温度(熱伝達解析の場合のみ)
xloadold(1..2,i) ステップ開始時の荷重の大きさ
xloadact(1..2,i) 荷重の実際の大きさ
iamload(1,i) xload(1,i) での振幅番号
サブモデルの場合はステップ番号が挿入されます。
iamload(2,i) xload(2,i) での振幅番号
質量流量
nflow ネットワーク要素の数
温度荷重
t0(i) 計算開始時の節点 i での初期温度
t1(i) ステップ終了時の節点 i での温度
t1old(i) ステップ開始時の節点 i での温度
t1act(i) 節点 i での実際の温度
iamt1(i) 周波数の番号
機械的な体積荷重
nbody 機械的な体積荷重の数
体積荷重 i に対して
ibody(1,i) 体積荷重の種類を識別するためのコード
1: 遠心荷重
2: 既知の重力ベクトルを持つ重力荷重
3: 一般化された重力荷重
ibody(2,i) 荷重 i に対する周波数番号
ibody(3,i) 荷重 i に対する荷重ケース番号
cbody(i) 荷重 i が適用される要素番号、または要素セット
xbody(1,i) 体積荷重のサイズ
xbody(2..4,i) 遠心荷重の場合: 軸上の点
既知の重力ベクトルを持つ重力荷重の場合: 規格化された重力ベクトル
xbody(5..7,i) 遠心荷重の場合: 回転軸上の規格化されたベクトル
xbodyact(1,i) 荷重の実際の大きさ
xbodyact(2..7,i) xbody の対応しているエントリーと一致
要素 i に対して
ipobody(1,i) 存在する場合は要素 i に適用される体積荷重、それ以外の場合は0
ipobody(2,i) 要素 i に適用される次の体積荷重を保持するフィールド ipobody 内の行を参照するインデックス ipobody(1,ipobody(2,i))、それ以外の場合は0
応力、ひずみ、エネルギー場
eei(i,j,k) 全般: 要素 k の積分点 j におけるラグランジュひずみ成分 i(線形弾性計算での線形ひずみ)
DEFORMATION PLASTICITY プロパティーのある要素の場合: 要素 k の積分点 j におけるオイラーひずみ成分 i(線形弾性計算での線形ひずみ)
eeiini(i,j,k) インクリメント開始時での要素 k の積分点 j におけるラグランジュひずみ成分 i
een(i,j) 節点 j におけるラグランジュひずみ成分 i(全隣接要素にわたる平均、線形弾性計算での線形ひずみ)
stx(i,j,k) イテレーション終了時での要素 k の積分点 j におけるコーシー応力、または PK2 応力の成分 i(線形弾性計算での線形応力)
ばね要素の場合は stx(1..3,1,k) には要素 k の相対変位が、stx(4..6,1,k) には接触応力が入ります。
sti(i,j,k) イテレーション開始時での要素 k の積分点 j における PK2 応力の成分 i(線形弾性計算での線形応力)
stiini(i,j,k) インクリメント開始時での要素 k の積分点 j における PK2 応力の成分 i
stn(i,j) 節点 j でのコーシー応力(全隣接要素にわたる平均、線形弾性計算での「線形」応力)
ener(j,k) 要素 k の積分点 j におけるひずみエネルギー
ener(j,ne+k) 要素 k の積分点 j における運動エネルギー。k が接触ばね要素だった場合は摩擦エネルギー(j=1)
enerini(j,k) インクリメント開始時での要素 k の積分点 j におけるひずみエネルギー
enern(j) 節点 j におけるひずみエネルギー(全隣接要素にわたる平均)
熱解析
ithermal(1)(このマニュアルでは ithermal とも呼ばれます) 0 : 計算に温度は関係しません。
1 : 与えられた温度場での応力解析
2 : 熱解析(変位なし)
3 : 熱・機械の連成解析。温度と変位が同時に解かれます。
4 : 熱・機械の非連成解析。新しいインクリメントではまず温度が解かれ、続いて変位が解かれます。
ithermal(2) 平面応力要素、平面ひずみ要素、軸対称要素に対する境界条件を決定するのに使用されます。
0 : 計算に温度は関係しません。
1 : 熱伝達ステップも連成ステップも入力デッキ内にありません。
2 : 機械ステップも連成ステップも入力デッキ内にありません。
3 : 少なくとも1つの機械ステップと熱ステップ、あるいは少なくとも1つの連成ステップが入力デッキ内にあります。
v(0,j) イテレーション終了時での節点 j の温度(ithermal > 1 の場合)
vold(0,j) イテレーション開始時での節点 j の温度(ithermal > 1 の場合)
vini(0,j) インクリメント開始時での節点 j の温度(ithermal > 1 の場合)
fn(0,j) 節点 j での実際の温度(ithermal > 1 の場合)
qfx(i,j,k) イテレーション終了時の要素 k の積分点 j での熱フラックス成分 i
qfn(i,j) 節点 j での熱フラックス成分 i(全隣接要素にわたる平均)
変位と空間/時間微分
v(i,j) イテレーション終了時での節点 j の方向 i の変位
vold(i,j) イテレーション開始時での節点 j の方向 i の変位
vini(i,j) インクリメント開始時での節点 j の方向 i の変位
ve(i,j) イテレーション終了時での節点 j の方向 i の速度
veold(i,j) イテレーション開始時での節点 j の方向 i の速度
veini(i,j) インクリメント開始時での節点 j の方向 i の速度
accold(i,j) イテレーション開始時での節点 j の方向 i の加速度
accini(i,j) インクリメント開始時での節点 j の方向 i の加速度
vkl(i,j) イテレーション終了時での変位勾配テンソルの (i,j) 成分
xkl(i,j) イテレーション終了時での変形勾配テンソルの (i,j) 成分
xikl(i,j) インクリメント開始時での変形勾配テンソルの (i,j) 成分
ckl(i,j) 逆変形勾配テンソルの (i,j) 成分
線形方程式系
nasym 0: 対称な系
1: 非対称な系
ad(i) 剛性行列の対角上の要素 i
au(i) 剛性行列の上3角形の要素 i
irow(i) フィールド au の要素 i の行(つまりau(i))
icol(i) 列 i の副対角の非ゼロ値の数(対称行列の場合のみ)
jq(i) 列 i における1つ目の副対角の非ゼロ値のフィールド irow における位置(対称行列の場合のみ)
adb(i) 質量行列(座屈の場合は増分剛性行列)の対角上の要素 i(非ゼロ要素が保存されている場合のみ)
aub(i) 質量行列(座屈の場合は増分剛性行列)の上3角形の要素 i(非ゼロ要素が保存されている場合のみ)
neq[0] 力学方程式の数
neq[1] 力学方程式と熱方程式の合計
neq[2] neq[1] + 単点拘束の数(モード計算の場合のみ)
nzl 上位の列番号を持つすべての列が(予想される)非ゼロの非対角項(≤ neq[1])を含まないような列の数
nzs[0] 予想される非ゼロの力学的非対角項の合計
nzs[1] nzs[0] + 予想される非ゼロの熱的非対角項の合計
nzs[2] nzs[1] + SPC 自由度の非ゼロ係数の合計(モード計算の場合のみ)
nactdof(i,j) >0: 節点 j の自由度 i の実際の(方程式系における)自由度
<0 で偶数: -nactdof(i,j)/2 はこの自由度に適用される SPC の番号
<0 で奇数: (-nactdof(i,j)+1)/2 はこの自由度が従属項を構成する MPC の番号
inputformat =0: 行列は対称。下3角行列はフィールド ad(対角)、au(副対角要素)、irow、icol、jq に保存されます。
=1: 行列は非対称。対角・副対角エントリーは inputformat=0 と同様に保存されます。超対角エントリーは au の末尾に保存され、その順序は対称な副対角の対応部分と完全に同じです。
内力と外力
fext(i) 自由度 i での外的機械力(点荷重と分布荷重によるもの。遠心荷重、重力荷重は含みますが温度荷重と変位荷重は含みません)
fextini(i) 最後のインクリメント終了時での自由度 i での外的機械力(点荷重と分布荷重によるもの。遠心荷重、重力荷重は含みますが温度荷重と変位荷重は含みません)
finc(i) 温度荷重と規定変位の寄与による自由度 i での外的機械力。線形計算でだけ使用されます。
f(i) 自由度 i での実際の内力は以下によるものです:
独立節点での実際の変位
インクリメント終了時の従属節点での規定変位
インクリメント終了時の全節点での温度
fini(i) 最後のインクリメント終了時の自由度 i での内力
b(i) 方程式系の右辺側。非線形計算では fext と f の間の差。線形計算では b=finc。
fn(i,j) 節点 j の方向 i の実際の力
インクリメント・パラメーター
tinc ユーザー指定のインクリメント・サイズ(パラメーター DIRECT が有効になっていない場合はプログラムによって変更されることがあります)
tper ユーザー指定のステップ・サイズ
dtheta (ユーザーによって)規格化されたインクリメント・サイズ
theta (ユーザーによって)規格化された以前の全インクリメントのサイズ(現在のインクリメントは含まれません)
reltime theta + dtheta
dtime 実時間インクリメント・サイズ
time 現在のインクリメントを含む、以前の全インクリメントの実時間サイズ
ttime 以前の全ステップの実時間サイズ
直接積分ダイナミクス
alpha,bet,gam Hilber、Hughes、Taylor の α 法のパラメーター
iexpl =0 : 陰的ダイナミクス
=1 : 陽的ダイナミクス
周波数計算
mei[0] 要求された固有値の数
mei[1] Lanczos ベクトルの数
mei[2] イテレーションの最大数
mei[3] 1の場合、固有周波数、固有モード、質量行列、剛性表列が .eig ファイルに保存されます。それ以外の場合は0です。
fei[0] トレランス(精度)
fei[1] 要求された周波数範囲の下限値
fei[2] 要求された周波数範囲の上限値
周期対称性のある計算
mcs 周対称性部分の数
ics 1次元フィールド。全独立節点が順に各パーツ内に保存されます。
rcs 1次元フィールド。対応する半径方向座標が入ります。
zcs 1次元フィールド。対応する軸方向座標が入ります。
周期対称部分 i に対して
cs(1,i) 360° でのセグメントの数
cs(2,i) 最小節点直径
cs(3,i) 最大節点直径
cs(4,i) 独立側の節点数
cs(5,i) プロットされるセクションの数
cs(6..12,i) 周期対称軸上の2点の座標
cs(13,i) 要素セットの数(プロット目的用)
cs(14,i) ここまでに定義された周期対称部品内の独立節点の総数
cs(15,i) cos(angle) ここで angle = 2*π/cs(1,mcs)
cs(16,i) sin(angle) ここで angle = 2*π/cs(1,mcs)
cs(17,i) 連結拘束の数
モード・ダイナミクスと定常状態ダイナミクスの計算
レイリー減衰の場合(モード・ダイナミクス、定常状態ダイナミクス)
xmodal(1) αm(1つ目のレイリー係数)
xmodal(2) βm(2つ目のレイリー係数)
定常状態ダイナミクスの場合
xmodal(3) 下限周波数 fmin
xmodal(4) 上限周波数 fmax
xmodal(5) データ点数 ndata + 0.5
xmodal(6) バイアス
xmodal(7) 高調波の場合 -0.5、非高調波の場合 フーリエ係数の数 + 0.5
xmodal(8) 1周期での時間の下限 tmin(非高調波荷重)
xmodal(9) 1周期での時間の上限 tmax(非高調波荷重)
減衰の場合(モード・ダイナミクス、定常状態ダイナミクス)
xmodal(10) 計算の結果として得られた節点セットの内部的な数
xmodal(11) レイリー減衰の場合: 0.5
直接減衰の場合: ζ が定義される最大モード + 0.5
直接減衰の場合
xmodal(12..int(xmodal(11))) ζ 係数の値
.dat ファイルの出力
prset(i) 出力要求 i に対応する節点セットまたは要素セット
prlab(i) 出力要求 i に対応するラベル。6つの文字が格納されています。最初の4文字はフィールド名のために予約されていて、例えば変位の場合は 'U ' となります。5文字目は TOTALS パラメーターの値(TOTALS=YES の場合 'T'、TOTALS=ONLY の場合 'O'、それ以外の場合は ' ')、6文字目は GLOBAL パラメーターの値(GLOBAL=YES の場合 'G'、GLOBAL=NO の場合 'L')です。
nprint 表示要求の数
.frd ファイルの出力
filab(i) 出力フィールド i に対応するラベル。6つの文字が格納されていて、最初の4文字はフィールド名のために予約されているものです。順序は固定されていて、filab(1)='U '、filab(2)='NT ',filab(3)='S ',filab(4)='E '、filab(5)='RF '、filab(6)='PEEQ'、filab(7)='ENER'、filab(8)='SDV '、filab(9)='HFL '、filab(10)='RFL '、filab(11)='PU '、filab(12)='PNT '、filab(13)='ZZS '、filab(14)='TT '、filab(15)='MF '、filab(16)='PT '、filab(17)='TS '、filab(18)='PHS '、filab(19)='MAXU',filab(20)='MAXS'、filab(21)='V ',filab(22)='PS ',filab(23)='MACH'、filab(24)='CP '、filab(25)='TURB'、filab(26)='CONT' filab(27)='CELS '、filab(28)='DEPT '、filab(29)='HCRI '、filab(30)='MAXE'、filab(31)='PRF '、filab(32)='ME '、filab(33)='HER、filab(34)='VF '、filab(35)='PSF '、filab(36)='TSF '、filab(37)='PTF '、filab(38)='TTF '、filab(39)='SF '、filab(40)='HFLF'、filab(41)='SVF '、filab(42)='ECD '、filab(43)='POT '、filab(44)='EMFE'、filab(45)='EMFB'、filab(46)='PCON'、filab(47)='SEN ' です。結果がメッシュ全体で保存されます。最初の4文字が空白の場合はフィールドは選択されません。例えば filab(3)(1:4)=' ' の場合には応力は保存されません。このルールの例外は filab(1) でこの場合には最初の2文字だけが使用され、変位を要求するかどうかに応じて 'U ' または ' ' のどちらかでなければなりません。ユーザーが最後のインクリメントの各イテレーションにおける接触要素を専用のファイルに保存した場合には3文字目は 'C' となり、それ以外の場合は空白になります。またユーザーが最後のインクリメントの各イテレーションにおける変位を保存したい場合(発散した場合のデバッグで使用)には4文字目は 'I' となり、それ以外の場合は空白になります。メッシュに1次元、2次元の要素が含まれる場合には5文字目に値 'I' が設定されていると結果が内挿されます。また応力の代わりに断面力が要求されている場合には 'M'、1次元/2次元要素の結果が拡張要素に与えられている場合には 'E' となります。それ以外の場合は常に5文字目は空白 ' ' となります。6文字目には GLOBAL パラメーターの値入ります(GLOBAL=YES では 'G'、GLOBAL=NO では 'L')。エントリー filab(13)='RFRES '、filab(14)='RFLRES' は収束しなかった場合に残留力と熱フラックスを出力するたえに予約されているもので、ユーザーがこれらを選ぶことはできません。発散によって計算が停止した場合には自動的に残留力と熱フラックスが保存されます。
inum(i) =-1: ネットワーク節点
=1: 構造節点、または3次元流体節点
対流ネットワーク
ntg 気体節点の数
気体節点 i に対して
itg(i) グローバル節点番号
nactdog(j,i) ≠ 0 の場合、気体節点 i の自由度 j が未知であることを意味します。非ゼロの番号は対流方程式系の自由度の列番号です。j の物理的な意味は節点が流体要素の中間節点か、端節点かに依存して変わります。
j=0 かつ端節点: 全温度
j=1 かつ中間節点: 質量流量
j=2 かつ端節点: 全圧
j=3 かつ中間節点: 形状(例えば仕切弁であれば α)
nacteq(j,i) ≠ 0の場合気体節点 i で方程式タイプ j が有効であることを意味します。非ゼロの番号は対流方程式系の自由度の行番号です。方程式タイプ j は節点が流体要素の中間節点か、端節点かに依存して変わります。
j=0 かつ端節点: エネルギー保存
j=1 かつ端節点: 質量保存
j=2 かつ中間節点: 運動量保存
ineighe(i) 気体ネットワーク節点に対してのみ(非液体)
0の場合: itg(i) は中間節点
-1の場合: itg(i) はチャンバー
> 0 の場合: ineighe(i) は itg(i) の属する気体パイプ要素
v(j,i) 節点 i(グローバル番号)の自由度 j の値。j の物理的な意味は節点がネットワーク要素の中間節点か、端節点かに依存して変わります。
j=0 かつ端節点: 全温度
j=1 かつ中間節点: 質量流量
j=2 かつ端節点: 全圧
j=3 かつ端節点: 静温度
j=3 かつ中間節点: 形状
nflow ネットワーク要素の数
ieg(i) ネットワーク要素 i に対尾するグローバル要素番号
network 0の場合: 熱のみ(未知の場合のみ: 全温度)
1の場合: 熱機械連成ネットワーク
2の場合: 空力のみ(全ての位置で全温度が既知)
熱輻射
ntr 輻射で読み込まれる要素面(= 輻射面)の数
iviewfile < 0: 形態係数をファイルから読み込み
≥: 形態係数を計算
| iviewfile | ≥ 2: 形態係数をファイルに書き込み
< 2: 形態係数をファイルに書き込まない
= 3: 形態係数をファイルに保存した後で停止
輻射面 i に対して
kontri(1..3,j) 3角形 j に属する節点
kontri(4,j) 3角形 j の属する輻射面の番号(>0 かつ ≤ ntr)
nloadtr(i) 輻射力 i と対応する分布荷重の番号(>0 かつ ≤ nload)
イテレーション変数
istep ステップ番号
iinc インクリメント番号
iit イテレーション番号
= -1 ステップの最初のインクリメントの最初のイテレーションの直前のみ
= 0 ステップの最初のインクリメントを除く、収束しなかったなどの理由で繰り返されたインクリメントの最初のイテレーションの直前
>0 実際のイテレーション数を意味します。
物理定数
physcon(1) 絶対零度
physcon(2) シュテファン・ボルツマン定数
physcon(3) ニュートンの重力定数
physcon(4) 無限遠での静温度(3次元流体用)
physcon(5) 無限遠での速度(3次元流体用)
physcon(6) 無限遠での静圧(3次元流体用)
physcon(7) 無限遠での密度(3次元流体用)
physcon(8) 計算領域の典型的なサイズ(3次元流体用)
physcon(9) 摂動パラメーター
0 ≤ physcon(9) < 1 の場合: 層流
1 ≤ physcon(9) < 2 の場合: k-ε モデル
2 ≤ physcon(9) < 3 の場合: q-ω モデル
3 ≤ physcon(9) < 4 の場合: SST モデル
数値流体力学
vold(0,i) 節点 i での静温度
vold(1..3,i) 節点 i での速度成分
vold(4,i) 節点 i での圧力
voldaux(0,i) 節点 i での全エネルギー密度 ρεt
voldaux(1..3,i) 節点 i での運動量密度成分 ρvi
voldaux(4,i) 節点 i での密度 ρ
v(0,i) 節点 i での全エネルギー密度補正
v(1..3,i) 節点 i での運動量密度補正成分
v(4,i) 液体の場合: 節点 i での圧力補正
気体の場合: 節点 i での密度補正
収束パラメーター
qam[0] 機械的力のための$ \tilde{q}^{\alpha}_i$
qam[1] 集中熱フラックスのための$ \tilde{q}^{\alpha}_i$
ram[0] 機械的力のための$ r^{\alpha}_{i,max}$
ram[1] 集中熱フラックスのための$ r^{\alpha}_{i,max}$
ram[2] ram[0] に対応する節点
ram[3] ram[1] に対応する節点
uam[0] 変位用$ {\Delta u}^{\alpha}_{i,max}$
uam[1] 温度用$ {\Delta u}^{\alpha}_{i,max}$
cam[0] 変位用$ {c}^{\alpha}_{i,max}$
cam[1] 温度用$ {c}^{\alpha}_{i,max}$
cam[2] インクリメント内の最大温度変位
cam[3] cam[0] に対応する節点
cam[4] cam[1] に対応する節点
ネットワークに対して
uamt 気体温度の最大インクリメント
camt[0] 気体温度の最大補正
camt[1] camt[0] に対応する節点
uamf 気体の質量流量の最大インクリメント
camf[0] 気体の質量流量の最大補正
camf[1] camf[0] に対応する節点
uamp 気体圧力の最大インクリメント
camp[0] 気体圧力の最大補正
camp[1] camp[0] に対応する節点
3次元補間
cotet(1..3,i) 節点 i の座標
kontet(1..4,i) 4面体 i に属する節点
ipofa(i) 節点 i が最小の番号をとる面を指す、フィールド inodfa のエントリー
inodfa(1..3,i) 面 i に属する節点 j、k、l で、j<k<l
inodfa(4,i) inodfa(1,i) が最小の番号となるような別の面の数。他に存在しない場合はゼロ。
planfa(1..4,i) 面 i の平面方程式 ax+by+cz+d=0 の係数 a、b、c
ifatet(1..4,i) 4面体 i に属する面。符号は、面の平面方程式を評価する場合に i が属する半空間を表します。

cam[1] と cam[2] の違いには注意してください。cam[1] は実際のインクリメントのイテレーション愛での最大変化です。同じインクリメントに属する、続く全てのイテレーションで補正が5、1、0.1の場合、cam[1] の値は5になります。cam[2] はインクリメント内での最大温度変化で先の例では6.1になります。


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guido dhondt 2016-03-08