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FreeCAD 円筒の減算

FreeCAD 0.17
  • 概要

    動作半径、高さ、円周角を設定できる円筒を作成し、既存形状から取り除きます。
    アイコンPartDesign_Subtractive_Cylinder
    ショートカットキーなし
    メニュー[Part Design]-[Create subtractive primitive]-[Subtractive Cylinder]
    ワークベンチパートデザイン
  • 使用方法

    1. 他の形状が存在している状態で円筒の減算PartDesign_Subtractive_Cylinderを実行するとコンボビューのタスク・タブに円筒の設定ダイアログが、また3Dビューに形状のプレビューが表示されます。※円筒の減算を行なう場合は必ず他の形状が存在している必要があります。

      PartDesign_Subtractive_Cylinder_tasks円筒の設定ダイアログ
      PartDesign_Subtractive_Cylinder1形状のプレビュー
    2. まず円筒の半径、高さ、円周角を設定します。

      PartDesign_Subtractive_Cylinder_tasks半径、高さ、円周角の設定
    3. 次にアタッチメント設定で、座標系や既存形状に対して形状をどのように配置するかを設定します。

      例えば3Dビュー上で既存の形状の面をクリックしてからアタッチメントモードで「XY on plane」を選択すると、その面に接するように作成する形状が配置されます。さらにオフセット値を設定すれば基準となる面からの位置を指定することも可能です。

      Share_PartDesign_tasks_attachmentモード「XY on plane」
      Share_PartDesign_tasks_attachment2オフセット値の設定

      既存の形状に依存させる必要がない場合はアタッチメントモードで「Deactivated」を選択します。アタッチメント設定の詳細については形状のアタッチPart_Attachmentを参照してください。

    4. ダイアログのOKボタンをクリックすると既存の形状から円筒と重なる部分が切り取られます。

      PartDesign_Subtractive_Cylinder1プレビュー
      PartDesign_Subtractive_Cylinder2円筒が切り取られた結果形状
  • 注意点

    • 形状の減算を行なう場合は必ず他の形状が存在している必要があります。
    • 処理実行後にパラメーターを変更する場合はコンボビューのデータ・タブで直接編集するか、または処理結果アイテムをモデルツリー上でダブルクリックして再度ダイアログで設定を行ないます。

      PartDesign_Subtractive_Cylinder_datatabコンボビューのデータ・タブ
  • 参照

    PartDesign SubtractiveCylinder - FreeCAD documentation(英語)