*PRE-TENSION SECTION
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*PRE-TENSION SECTION

キーワードのタイプ:モデル定義

このオプションを使用するとボルトやそれ類した構造体に事前張力を定義することができます。パラメーターは SURFACE、ELEMENT、NODE の3つです。パラメーターは NODE と、パラメーター SURFACE、パラメーター ELEMENT のどちらか1つを必ず指定する必要があります。後者の2つのパラメーターは互いに排他です。

パラメーター SURFACE を使用すると要素面表面に対して事前張力を定義できます。通常はボルトの断面に対してこれを行ないます。このオプションは体積要素に対して使用されます。それとは別にボルトを1つの1次ビーム要素(タイプ B31)としてモデル化することもできます。この場合にはパラメーター ELEMENT を使用してそのビーム要素のラベルを指し示すことが必要になります。

パラメーター NODE は参照節点を定義するのに使用されます。この節点をモデルの他の場所で使ってはいけません。もっと具体的に言えばこの節点は要素に所属していけないのです。この節点座標は意味を持ちません。この節点の1つ目の自由度は *CLOAD で事前張力、または *BOUNDARY で差分変位を定義するのに使用されます。力と変位は表面の法線の向きに適用されます。ユーザーは必ず *PRE-TENSION SECTION キーワードの下で法線を指定しなければなりません。法線が、表面の属する要素から外に出る方向の場合(体積要素の場合)、要素を定義する点1から点2に向かう方向の場合(ビーム要素の場合)には正の力、正の変位が構造体に働く張力と対応します。

体積要素の場合は面は要素面によって定義される必要があり、節点で定義することはできないということに注意してください。さらに以下の点を確認する必要があります。

内部的には要素面表面に属する節点はコピーされ、1次の多点拘束がその節点間に生成されます。この時、平均した力がユーザーによって指定された力となります(同様に平均した差分変位がユーザーによって指定されたものとなります)。従って結果を CalculiX GraphiX で可視化した場合、事前張力断面位置で値は非連続になります。

ビーム要素では1次の多点拘束がビーム要素に属する節点間に作成されます。このビーム要素自体は無効化されます。つまり frd ファイルには現れません。


1行目:

以降の行:

例:
*PRE-TENSION SECTION,SURFACE=SURF1,NODE=234
1.,0.,0.

上記では SURF1 という名前の面と参照節点234から事前張力断面を定義しています。面の法線はグローバル X 軸正方向として定義されています。


サンプルファイル: pret1、pret2、pret3


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guido dhondt 2016-03-08