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2節点3次元ダッシュポット(DASHPOTA)

ダッシュポット要素は2つの節点の間に定義されます(図68)。節点2に働く力の次のようになります:

$\displaystyle \boldsymbol{F_2}=-c \left[(\boldsymbol{v_2}-\boldsymbol{v_1}) \cd...
..._2}-\boldsymbol{x_1})}{L} \right] \frac{(\boldsymbol{x_2}-\boldsymbol{x_1})}{L}$ (9)

ここで c はダッシュポット係数、v は速度ベクトル、x は節点の位置、L は2接点間の距離です。F1=-F2 であることに注意してください。今のところ、線形ダッシュポット、つまりダッシュポット係数が定数であるものだけが使用できます(従ってダッシュポット係数は相対速度に依存しません。ただし温度には依存させることができます)。これは *DASHPOT キーワード・カードを使用して定義できます。

図68: DASHPOTA要素の定義
\begin{figure}\epsfig{file=dashpot.eps,width=5cm}\end{figure}

2節点3次元ダッシュポット要素は純粋な3次元要素として扱われます。従ってもし第3方向に対して特殊な制約を持つ2D要素(平面応力要素、平面ひずみ要素、軸対称要素)とつながっている場合、ユーザーは3番目の次元がダッシュポット節点の剛体運動を引き起こさないよう注意する必要があります。

ダッシュポット要素は *MODAL DYNAMIC キーワード・カードで特徴づけられる線形非定常計算でだけ使用することができます。


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guido dhondt 2016-03-08