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流体セクションタイプ:開放流路

ネットワーク要素は流体セクションのタイプで特徴づけられます。解析が(圧力、質量流量、流体の深さを計算しない)純粋な熱機械計算でない場合には *FLUID SECTION カードで流体セクションのタイプを指定する必要があります。開放流路ネットワークでは各ブランチの境界条件は上流側(順方向流れ)または下流側(逆方向流れ)に設定されます。境界条件は水門や堰など特別な要素で作成します。これらの要素のほとんどは実際には互いを参照する要素のペアから構成されます。例えば水門要素では隣接する下流側に水門開口要素を定義しなければなりません。このようなペアの上流側要素は追加の自由度を持ちます。この自由度は要素の中間節点に割り当てられ下流側の流路ブランチで起きる可能性のある跳水の位置を調整するのに使われます。従ってこれら境界要素ペアの下流側要素は全てペアの上流側要素を参照する必要があります。今回の例で言えば水門要素がこれに当たります。*FLUID SECTION カードで MANNING パラメーターが指定されていない場合には要素での摩擦は全てホワイト-コールブルック則でモデル化されます。これらの法則の詳細についてはセクション6.9.18を参照してください。



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guido dhondt 2016-03-08