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サブストラクチャーの生成

このプロシージャはサブストラクチャー(スーパー要素と呼ばれることもあります)の剛性行列を作成し、それをファイルに保存するために使用されます。サブストラクチャーはモデルの選択された自由度で構成されます。サブストラクチャーは以降の線形解析で使用できます(CalculiX ではこれはできません)。このような解析では選択された自由度のみがアドレス可能、つまり荷重や境界条件を適用できるようになります。他の自由度は取り除かれるので、結果的に剛性行列のサイズを減らすことができます。維持される自由度でいわば新しい要素を構成するようなものです(このためスーパー要素と呼ばれることがあります)。

サブストラクチャーの生成は *SUBSTRUCTURE GENERATE プロシージャ・カードによって有効になります。維持されるべき自由度は *RETAINED NODAL DOFS カードを使って定義できます。変換はできないので、自由度はグローバル直交座標系のものになります。最後に剛性行列の保存は *SUBSTRUCTURE MATRIX OUTPUT カードによって制御されます。拡張し無しのファイル名を指定してください。デフォルトの拡張子は .mtx です。

.mtx ファイルの出力はABAQUSのスーパー要素で使用すべき入力から構成されます。構成は以下の通りです。 The output in the .mtx file constitutes the input one needs to use the superelement in ABAQUS. It consists of:

サブストラクチャーは CalculiX で使用できません。生成されたサブストラクチャー剛性行列は他のプログラムで使用するためのものです。


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guido dhondt 2016-03-08