収束判定基準
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収束判定基準

指定されたインクリメント終了時での解を見つけるためには一連の非線形方程式を解かなければいけません。これを行なうためにニュートン・ラフソン法が使用されます。つまり一連の方程式は局所線形化されて解かれるのです。解が元の非線形方程式を満たさない場合には新しい解で再度線形化が行なわれます。ある限度内で解が元の非線形方程式を満たすまで、この処理は繰り返されます。イテレーション i ごとに収束したかどうかがチェックされます。ここで以下のような量を導入してみましょう。

ここで2つの定数 c1 と c2 が登場します。c1 はフラックスの収束をチェックするために使用され、c2 は解の収束をチェックするために使用されます。これらの値はゼロフラックス条件が有効かどうかによって変わります。ゼロフラックスは以下の様に定義されます。

$\displaystyle \bar{q}^{\alpha}_i \le \epsilon^\alpha \tilde{q}^{\alpha}_i.$ (326)

ここで以下のルールが適用されます。

四角かっこの中の値はデフォルト値です。これらの値は*CONTROLSキーワード・カードを使用して変更することができます。収束と判定されるのは

$\displaystyle r^{\alpha}_{i,max} \le c_1 \tilde{q}^{\alpha}_i$ (327)

かつ、熱・熱力学計算(*HEAT TRANSFER*COUPLED TEMPERATURE-DISPLACEMENTまたは*UNCOUPLED TEMPERATURE-DISPLACEMENT)では温度変化が DELTMX を超えず、


なおかつ、以下の条件のうちの少なくともひとつが満たされる場合です。

収束に到達し、またインクリメントのサイズがユーザーによって固定されていない(*STATIC カード、*DYNAMIC カード、*HEAT TRANSFER カードで DIRECT パラメーターが設定されていない)場合、特定の条件下では次のインクリメントのサイズが変更されます。

イテレーション i で収束に到達しない場合、以下の処理が行なわれます。


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guido dhondt 2016-03-08