*TEMPERATURE
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*TEMPERATURE

キーワードのタイプ:ステップ

このオプションを使用すると温度を定義できます。またシェル要素とビーム要素に対しては完全に機械的な *STEP 定義内で温度勾配を定義することも可能です。*TEMPERATURE は完全に熱的な解析、連成熱機械計算では使用できません。これらの解析タイプでは代わりに *BOUNDARY カードで自由度11を使用するようにしてください。

オプションパラメーターは OP、AMPLITUDE、TIME DELAY、USER、SUBMODEL、STEP です。OP には値 NEW または値 MOD を設定できます。デフォルトでは OP=MOD で、これは異なる節点での熱荷重を最初の摂動ステップから最後の摂動ステップにわたって全て累積することを意味します。前のステップで温度が定義済みの節点に対して温度を定義すると最新の値で置き換えられます。OP=NEW は温度を初期値で最初期化することを意味します。同一ステップに複数の *TEMPERATURE カードが存在する場合にはこのパラメーターは最初の *TEMPERATURE カードでのみ効果を持ちます。

シェル要素の場合には温度に加えて温度勾配も定義することができます。温度は参照している表面の節点に適用され、温度勾配は法線方向に働きます。ビーム要素では第1方向、第2方向のそれぞれに勾配を定義することができます。デフォルトでは勾配はゼロです。

AMPLITUDE パラメーターを使用すると振幅を指定することができ、これによって温度を増減させることができます(主に非線形静解析・動解析で使用されます)。*TEMPERATURE カードで入力された値は基準値と解釈され、これに(時刻に依存する)振幅値がかけられて実際の値が求められます。ステップ終了時には基準値はその時刻での実際の値で置き換えられ、以降のステップではその値が使用されます。節点、自由度を指定して AMPLITUDE の設定された *TEMPERATURE カードを定義している場合には、その節点、自由度と同じステップ内で定義された古い *TEMPERATURE カードすべてに対してその振幅が定義されることに注意してください。同様に節点、自由度を指定して AMPLITUDE の設定されていない *TEMPERATURE カードを定義している場合には、その節点、自由度と同じステップ内で定義された古い *TEMPERATURE カードすべてに対して振幅定義が無効化されます。

TIME DELAY パラメーターでは AMPLITUDE パラメーターを変更できます。このため TIME DELAY では頭に AMPLITUDE 名を追加する必要があります。TIME DELAY は時間シフトで、これによって指定された AMPLITUDE 定義は正の時間方向に移動します。例えば TIME DELAY に10を指定すると時刻 t での振幅が時刻 t-10 で適用されます。TIME DELAY パラメーターは同一のキーワード・カード内で一度だけ使用できます。

USER パラメーターが選択されるとユーザーサブルーチンutemp.fを呼び出して温度値が決定されるようになります。ユーザーサブルーチンはユーザーが作成する必要があります。この設定は *TEMPERATURE キーワードの下に挙げられた全ての節点に適用されます。節点番号の後に指定された温度値は全て無視されます。USER パラメーターが選択されている場合には AMPLITUDE パラメーターは無視されるので使用しない方がいいでしょう。

SUBMODEL パラメーターを使用すると *TEMPERATURE カードの下の節点に対してグローバルモデルから内挿した温度を設定するよう指定できます。各節点は節点用の単一の *SUBMODEL の下に列挙されていなければなりません。SUBMODEL パラメーターを使用すると自動的に STEP パラメーターの使用が必要になります。STEP パラメーターはグローバルモデルのどのステップから温度を内挿するかを指定するためのものです。結果のステップ内に複数のインクリメントが存在する場合には最後のインクリメントが使用されます。SUBMODEL カードが使用されている場合には温度の値を指定する必要はありません。

温度勾配は AMPLITUDE パラメーターの影響を受けません。


1行目:

以降の行:

必要な場合はこの行を繰り返します。

例:
*TEMPERATURE
N1,293.
300,473.
301,473.
302,473.

上記では温度 T=293 を(節点)セットの全ての節点へ、T=473 を節点300、301、302へ割り当てています。


サンプルファイル: beam8t、beam20t、beamnlt、beamt4


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guido dhondt 2016-03-08